Home careNo. K6
ダウンの臭いの取り方|獣臭・生乾き臭・汗の臭いを原因別に
ダウンジャケットの嫌な臭いは、羽毛そのものの獣臭、生乾き、汗や皮脂、タバコや食べ物の4つが原因です。原因別に自宅でできる消臭方法と、クリーニングでしか取れない臭いの見分け方をまとめました。しまう前にできる臭い対策も紹介します。
雨の日にダウンを着たら、なんだか動物っぽい臭いがする。しまっていたダウンを出したら、むわっと嫌な臭いがする。ダウンの臭いは、着ている本人が一番気になりますよね。
ダウンの臭いの原因は、大きく分けて4つです。原因によって対処がまったく違うので、まずはどの臭いかを見分けるところから始めましょう。羽毛そのものの「獣臭」なら乾かすだけで消えることが多く、汗や生乾きの臭いなら洗う必要があります。
ダウンの臭いの原因は4つ
| 臭い | 感じるとき | 原因 | 自宅で取れる? |
|---|---|---|---|
| 獣臭(動物っぽい臭い) | 雨・雪・汗で湿ったとき | 羽毛に残ったたんぱく質や油分 | ◯ 乾かせば弱まる |
| 生乾き臭(雑巾のような臭い) | 洗ったあと・湿ったまましまったあと | 中の羽毛で雑菌が増えた | △ 洗い直しが必要 |
| 汗・皮脂の臭い | 襟・脇・袖口 | しみこんだ汗と皮脂 | △ 軽ければ |
| タバコ・焼肉などの臭い | 飲み会のあと | 外から吸いこんだ臭い | ◯ 風に当てる |
原因別の消臭方法
獣臭:まずはしっかり乾かす
ダウンの羽毛は、水鳥の羽です。きれいに洗浄されていても、湿気を吸うと羽毛に残ったわずかなたんぱく質や油分が臭いを出すことがあります。新品のダウンや、雨に濡れたときに感じやすいのはこのためです。
対処は「乾かす」だけ。
- 濡れたらすぐにタオルで水分を押さえて取る
- ハンガーにかけ、風通しのいい日陰で乾かす
- 扇風機の風を当てると早い
乾けば臭いはほぼ消えます。乾いた状態でも臭うなら、次の「生乾き臭」や「汗の臭い」が混ざっている可能性があります。
生乾き臭:中の羽毛まで乾かし直す
雑巾のような臭いは、湿った羽毛の中で雑菌が増えたサインです。表面だけ乾いても、中の羽毛が湿っていると臭いは何度でも戻ってきます。
- 洗濯表示で家で洗えるダウンなら、中性洗剤で洗い直す
- 脱水は短く(30秒〜1分)
- 日陰で2〜3日、たたいて羽毛をほぐしながら完全に乾かす
- 洗濯表示でタンブル乾燥がOKなら、低温の乾燥機で仕上げると中まで乾きやすい
家で洗えないダウンの生乾き臭は、自宅ではどうにもなりません。水洗い(ウエットクリーニング)ができるプロに任せましょう。
汗・皮脂の臭い:部分洗い+乾燥
襟や脇の臭いは、しみこんだ汗と皮脂が原因です。
- 中性洗剤をうすめたぬるま湯をタオルにふくませ、臭う部分をたたく
- 水でしぼったタオルで、洗剤が残らないように拭く
- 日陰でしっかり乾かす
汗の臭いは、汚れが中の羽毛にまでしみていると部分洗いでは取りきれません。1シーズン着たダウンは、汗が羽毛に届いていると考えておくのが無難です。
タバコ・焼肉の臭い:風に当てる
外から吸いこんだ臭いは、表地や羽毛のすき間に入りこんでいるだけなので、風に当てるのが一番効きます。
- 帰ったらすぐハンガーにかけ、ひと晩風通しのいい所に置く
- 衣類用の消臭スプレーを、少し離して軽くかける(かけすぎて湿らせない)
- 浴室乾燥の「送風」モードも便利
プロに任せたほうがいい臭い
- 乾かしても、洗っても取れない臭い
- 家で洗えない(おけに×)ダウンの生乾き臭・汗の臭い
- 何シーズンも洗っていないダウン
- ペットの臭いなど、強い臭い
臭いを落とすには、水洗い(ウエットクリーニング)に対応した店を選ぶのがポイントです。汗や皮脂は水に溶ける汚れなので、ドライクリーニングだけでは落ちきらないことがあります。宅配クリーニングの中には、消臭・抗菌加工をオプションで付けられるところもあります。
ブランドを問わず、普段のダウンをどこに出すと安心かは、こちらにまとめています。
臭いを防ぐ普段のケア
- 着たあとは、すぐクローゼットに入れずひと晩ハンガーにかけて湿気を飛ばす
- 雨や雪で濡れたら、その日のうちに乾かす
- シーズン終わりは、汗を落としてから保管する
しまう前のひと手間については、保管方法の記事で詳しく書いています。
まとめ
- 臭いの原因は、獣臭・生乾き・汗と皮脂・外からの臭いの4つ
- 獣臭と外からの臭いは、乾かす・風に当てるで弱まる
- 生乾き臭と汗の臭いは、洗って中まで乾かす必要がある
- 取れない臭いは、水洗いに対応したプロへ