StorageNo. S4
ダウンの保管方法|つぶさない・カビさせない収納と圧縮袋NGの理由
ダウンジャケットをシーズンオフに自宅で保管する方法をまとめました。しまう前の準備、たたむかハンガーか、圧縮袋がNGな理由、カビと虫を防ぐクローゼットの環境づくりまで、来年もふっくら着るためのコツを解説します。
春になってダウンをしまうとき、とりあえずクリーニングのビニールのままクローゼットへ…。それ、秋に出したら臭い・カビ・ぺちゃんこの原因になります。
ダウンを来年もふっくら着るための保管のコツは、「汚れを落とす」「湿気をためない」「つぶさない」の3つだけです。この記事では、しまう前の準備から、ハンガーとたたむのどちらがいいか、圧縮袋がNGな理由、クローゼットの環境づくりまで順番にまとめました。
家に置くスペースがない人は、クリーニングと保管がセットになったサービスもあります。
しまう前にやること
1. 汚れを落とす
一番大事なのがこれです。1シーズン着たダウンには、目に見えなくても汗や皮脂がしみこんでいます。汚れたまましまうと、
- 皮脂が酸化して黄ばみになる
- 汚れが栄養になってカビが生える
- 羽毛同士がくっついてボリュームが落ちる
洗濯表示で家で洗えるダウンなら自宅で洗い、洗えないダウンやブランドダウンはクリーニングに出してからしまいましょう。
2. 完全に乾かす
洗ったあと、雨の日に着たあとは、中の羽毛までしっかり乾かします。羽毛のかたまりを指でつまんで、しっとり感が残っていたらまだ早いです。
3. クリーニングのビニールカバーは外す
クリーニングから戻ってきたときのビニールは、運ぶためのものです。かけたままだと湿気がこもり、カビや変色の原因になります。受け取ったらすぐに外して、半日ほど陰干ししてからしまってください。
ハンガーとたたむ、どっちがいい?
| ハンガーにかける | たたんで収納 | |
|---|---|---|
| ボリューム | ◯ つぶれにくい | △ 重ねるとつぶれる |
| 型くずれ | ◯ 肩の形が保てる(厚いハンガーなら) | △ 折りじわがつく |
| スペース | △ 場所をとる | ◯ 省スペース |
| 向いているダウン | ロング丈・ブランドダウン | 薄手のライトダウン・ベスト |
基本はハンガーにかけるのがおすすめです。肩に厚みのあるハンガーを使い、ファスナーを閉めて形を整えておきます。
スペースの都合でたたむなら、ふんわり大きめにたたみ、上に物を重ねないのがポイント。衣装ケースの一番上に入れましょう。
圧縮袋がNGな理由
場所をとるダウンこそ圧縮袋に入れたくなりますが、おすすめしません。
- 長期間ぎゅっと押しつぶすと、羽毛が折れて元に戻らなくなることがある
- 空気を抜いた袋の中は湿気の逃げ場がなく、カビの原因になる
- 表地に深いしわが残る
数日の旅行や引っ越しで一時的に使う程度ならまだしも、半年間の保管には向きません。
クローゼットの環境づくり
湿気対策
- 除湿剤を置く:湿気は下にたまるので、クローゼットの床に
- 詰めこみすぎない:服と服のあいだに、こぶし1つ分のすき間
- ときどき扉を開けて換気:晴れた日に数時間開けるだけでも違います
虫対策
羽毛は虫に食べられにくいといわれますが、表地がウールのものや、ニット・コートと一緒にしまうなら防虫剤を入れておきましょう。防虫剤は空気より重い成分が下に広がるので、服より上に置くのが効果的です。種類の違う防虫剤を混ぜると、成分が反応して服にしみがつくことがあるので、1種類に統一します。
カバーは不織布に
ほこりよけのカバーは、ビニールではなく通気性のある不織布のものに替えます。
保管中にやっておきたいこと
梅雨明けと秋口に、一度ダウンを出して風に当てると安心です。カビや臭いが出ていないかの確認にもなります。
家に置くのが難しいなら
一人暮らしでクローゼットが小さい、湿気がこもりやすい家に住んでいる、という人は、クリーニングと保管がセットになったサービスを使うのも手です。温度と湿度を管理した倉庫で秋まで預かってくれるので、しまう前の準備もまとめて終わります。
まとめ
- しまう前に汚れを落とし、中まで乾かす
- ビニールカバーは外して、不織布カバーに
- 基本は厚みのあるハンガーにかける。圧縮袋は使わない
- 除湿剤・すき間・換気で湿気をためない